中国史や欧米史など、地域ごとの歴史を近代から現代まで通して整理して学びます。
だいじな考え方
- 中国では、1911年の辛亥革命により清朝が倒れ、孫文の唱えた三民主義にもとづく中華民国が成立しました。オスマン帝国は1453年にビザンツ帝国を滅ぼし、東西交易の要衝を支配しました。
- インドでは、1857年にイギリス支配に対するインド大反乱が起こりましたが、鎮圧されてイギリスの直接統治が強まりました。
- ロシアでは、1917年にロシア革命が起こり、世界初の社会主義国家が誕生しました。ラテンアメリカ諸国は19世紀前半に、多くがスペインなどからの独立を果たしました。
- 第二次世界大戦後、朝鮮半島は南北に分断されて朝鮮戦争が起こり、アフリカでは1884年のベルリン会議で分割の原則が決められた歴史をふまえ、後にアパルトヘイト(人種隔離政策)のような課題も生まれました。
地域史を学ぶときは、その地域の中の変化だけでなく、他地域(欧米列強など)との力関係の変化にも注目する。
やりかた
- 取り上げられている地域(中国・インド・ロシア・アフリカなど)を確認する
- その地域で起きたできごとの年代と背景を確認する
- 欧米列強との関係(支配・革命・独立など)を整理する
- 同時期の他地域のできごとと比べて、共通点や相違点を考える
れい
問題: 辛亥革命によって、中国にどのような変化が起こりましたか。
- 辛亥革命が起きた年(1911年)を確認する
- それまでの清朝(皇帝による支配)を確認する
- 革命によって共和国(中華民国)が成立したことを整理する
答え: 清朝が倒れ、孫文の三民主義にもとづく中華民国という共和国が成立した
つまずきやすいところ
辛亥革命と、他の中国の近代史のできごとを混同する
辛亥革命は1911年に起きた清朝を倒す革命で、成立した中華民国と結びつけて覚える
アパルトヘイトを、アフリカのどこの国でも見られた一般的な政策だと誤解する
アパルトヘイトは南アフリカで行われた特定の人種隔離政策であり、地域を特定して覚える
たしかめ方
- 中国・インド・ロシアのいずれか1つの地域について、近代から現代までの主なできごとを2つ以上、年代順に説明できるか確かめる。