単語を接頭辞・語根・接尾辞に分けて、知らない単語の意味や品詞を推測する力をつける単元です。
だいじな考え方
- 接頭辞(語のはじめに付く部分)は意味を変えます。un-やdis-、im-は「否定」を表し、happy(幸せな)がunhappy(不幸せな)、possible(可能な)がimpossible(不可能な)になります。re-は「再び」を表します。
- 接尾辞(語の終わりに付く部分)は品詞を変えます。-tionや-mentは動詞を名詞に(inform→information)、-fulや-lessは名詞を形容詞に(care→careful, care→careless)、-lyは形容詞を副詞にします。
- 語根(単語の中心となる部分)には共通の意味があります。portは「運ぶ」という意味を持ち、transport(輸送する)・import(輸入する)・export(輸出する)は、すべて「運ぶ」に方向を表す接頭辞が付いた仲間の単語です。
接頭辞は意味を変え、接尾辞は品詞を変える。語根の共通の意味から、仲間の単語をまとめて覚えられる。
やりかた
- 知らない単語を、接頭辞・語根・接尾辞に分けられるか確認する
- 接頭辞があれば、その意味(否定・再びなど)を手がかりにする
- 接尾辞があれば、それが表す品詞(名詞・形容詞・副詞など)を確認する
- 語根の意味と、接頭辞・接尾辞の意味を組み合わせて、単語全体の意味を推測する
れい
問題: careless という単語の意味と品詞を、接尾辞から推測しましょう。
- careは「注意、世話」という意味の語根(名詞)
- -lessは「~が無い」という意味を付け加える接尾辞
- -lessが付くと、名詞から形容詞に変わる
- careless は「注意が無い」つまり「不注意な」という形容詞になる
答え: 不注意な(形容詞)
つまずきやすいところ
careful と careless を、どちらも「注意深い」という似た意味だと思い込む
-fulは「満ちている」、-lessは「無い」を表すので、意味が正反対になる
in-はいつも「否定」の意味だと思い込む(informを「形が無い」と誤解する)
接頭辞は単語ごとに意味が固定されている場合があるので、知っている単語で確かめながら覚える
たしかめ方
- 推測した意味を、その単語が使われている前後の文の内容と照らし合わせて、意味が通るか確かめます。
- 同じ接頭辞・接尾辞を持つ他の単語を思い出し、意味の付け方が同じパターンになっているか見直します。