日本語の文を、単語を1つずつ置きかえるのではなく、英語の型(主語+動詞の順)に組み立て直して訳す単元です。
だいじな考え方
- 日本語は主語が省略されることが多く、動詞が文の最後に来ます。英語は主語を必ず言葉にし、動詞を2番目に置く言葉なので、日本語をそのまま単語だけ置きかえても英文にはなりません。
- 和文英訳の最初の一歩は、日本語の文に隠れている主語を見つけることです。「来るとは思わなかった」なら、思わなかったのは「わたし」だと補ってから英語にします。
- 日本語で「~と思う」のように、あとから説明が続く文は、英語では that節を使って I think that ~ の形にします。日本語の語順のまま英単語を並べるのではなく、まず文の骨組み(だれが・どうする)を作ってから、中身を当てはめます。
まず隠れた主語を見つけ、英語の「主語→動詞」の骨組みを先に作ってから、中身を当てはめる。
やりかた
- 日本語の文から、省略されている主語を見つけて補う
- 文全体の骨組み(だれが・どうする)を確認する
- 動詞を主語のすぐあとに置き、その他の情報(目的語・理由・条件)を英語の順序で続ける
- 全体を読み、単語を日本語の順のまま並べていないか確認する
れい
問題: 「彼が来るとは思わなかった」を英語にしましょう。
- 「思わなかった」の主語は書かれていないが、「わたし」だと分かる
- 骨組みは I did not think ~ となる
- 「彼が来る」は that he would come(時制を過去に合わせる)
- I did not think that he would come. の形になる
答え: I did not think that he would come.
つまずきやすいところ
日本語の語順のまま He come think I not did. のように単語を並べる
まず英語の「主語→動詞」の骨組みを作り、そこに中身を当てはめる
日本語に主語が無いからと、英語でも主語を省いてしまう
英語の文には必ず主語を言葉にする(思わなかったのは「わたし」だと補う)
たしかめ方
- 完成した英文の主語と動詞を指でおさえ、日本語の隠れた主語と一致しているか確認します。
- 英文を先頭から読み、日本語の語順をそのまま引きずっていないか(主語のあとにすぐ動詞が来ているか)を見直します。