英語の音声を聞くとき、全部の単語を追うのではなく、全体の概要と大事な要点を聞き取る単元です。
だいじな考え方
- 音声は一度きりで、止めて考え直すことができません。聞く前に問題文や選択肢を先に読み、「何を聞き取ればよいか」を決めてから聞き始めると、必要な情報だけに集中できます。
- 1つの単語が聞き取れなくても、そこで止まらず先を聞き続けます。数字・場所・時刻・人の名前は、要点を問う問題でよく答えになる情報なので、特に注意して聞きます。
- 「話の内容全体は何か(概要)」を問う問題と、「いつ・どこで・いくつ、という細かい情報(要点)」を問う問題では、聞くときに集中する場所がちがいます。概要は話の最初と最後、要点は数字や固有名詞のあたりに注意します。
聞く前に質問を読み、「概要」か「要点」かを決めてから聞き始める。
やりかた
- 音声を聞く前に、問題文と選択肢に目を通す
- 概要を問う問題か、細かい要点を問う問題かを見分ける
- 概要なら話の最初と最後、要点なら数字・場所・時刻・名前に注意して聞く
- 聞き取れなかった部分があっても止まらず、最後まで聞いてから答えを選ぶ
れい
問題: 次のような放送を聞き、質問に答える形を考えましょう。「The museum will be closed on Mondays starting next month. On other days, it opens at nine and closes at five.」質問:When does the museum open?
- 質問を先に読み、開く時刻(数字)を聞き取ればよいと分かる
- 放送の中でopens at nineという数字の部分に注意する
- Mondaysに関する情報は、この質問には関係が薄いと判断する
- 聞き取った数字をそのまま答えにする
答え: nine(9時)
つまずきやすいところ
1つの単語が聞き取れないと、そこで考え込んで後の内容を聞き逃す
聞き取れない部分があっても止まらず、最後まで聞き続ける
質問を読まずに聞き始め、何が問われているか分からないまま聞き終える
聞く前に質問と選択肢を読み、聞き取るべき情報の見当をつけておく
たしかめ方
- 選んだ答えが、質問で聞かれている情報の種類(数字・場所・時刻・名前など)と一致しているか確認します。
- 聞き取った内容を自分の言葉で短く言い直してみて、話の概要とずれていないか確かめます。