NEMA 小1〜高3の全教科

物理:熱力学

高校2年理科 / 気体の状態方程式と熱力学第一法則。

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気体の圧力・体積・温度の関係を状態方程式で表し、熱と仕事のやり取り(熱力学第一法則)から熱効率までを扱う単元です。

だいじな考え方

状態方程式に代入する温度は、必ず絶対温度(K)。

やりかた

  1. 状態方程式PV=nRTに与えられた量を代入し、わからない量を求める
  2. 変化の種類(定積・定圧・断熱など)を確認する
  3. 定積なら仕事は0、定圧なら気体がする仕事W'=nRΔTを求める
  4. 熱力学第一法則ΔU=Q+W(W=-W')に代入して内部エネルギーの変化などを求める

れい

問題: 0.50molの理想気体を、圧力一定のまま温度を300Kから400Kまで上げた。気体が外部にした仕事を求めよ。気体定数R=8.3J/(mol・K)とする。

  1. 定圧変化で膨張するとき、気体が外部にする仕事W'=nRΔT
  2. n=0.50mol、ΔT=400-300=100K
  3. W'=0.50×8.3×100=415J

答え: 約4.2×102J

つまずきやすいところ

状態方程式に摂氏の温度をそのまま代入してしまう

状態方程式には絶対温度(K)を使う。摂氏に273を足して変換してから代入する

定積変化でも気体が仕事をすると考えてしまう

体積が変化しない定積変化では気体は仕事をしない(W=0)。加えた熱はすべて内部エネルギーの変化になる

気体がした仕事と、気体がされた仕事の符号を取り違えてしまう

膨張して外部に仕事をしたときは、気体がされた仕事は負の値として熱力学第一法則に入れる

たしかめ方

この単元の練習

物理:熱力学の練習問題が7ページあります。 一問一答は10問。 登録しなくても全部使えます。 まちがえた問題は、忘れそうな日にもう一度出てきます。

物理:熱力学を解く