関係副詞(where/when/why/how)の使い方と、コンマの有無で意味が変わる制限用法・非制限用法を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 関係副詞は「前置詞+which」の代わりです。the house which I live in(in の目的語が抜けている)は、the house where I live(あとの文が完全な文)と同じ意味です。あとに続く文に抜けている要素があれば関係代名詞、完全な文なら関係副詞と見分けられます。
- 関係代名詞・関係副詞の前にコンマがないもの(制限用法)は、先行詞を限定して「どの~か」を教えます。コンマがあるもの(非制限用法)は、すでに分かっている先行詞に説明を付け足すだけです。
- 非制限用法では、意味の上で「そして、それは~」とつなげて訳せます。また、非制限用法にはthat を使うことができません。thatはいつも制限用法です。
あとの文が不完全なら関係代名詞、完全なら関係副詞。コンマの有無が「限定」か「説明の追加」かを分ける。
やりかた
- 関係詞のあとに続く文を確認する
- 主語や目的語が抜けた不完全な文なら関係代名詞を選ぶ
- 抜けている要素がなく完全な文なら、意味(場所・時・理由・方法)に合う関係副詞を選ぶ
- コンマを付けるかどうかで、限定(制限用法)か説明の追加(非制限用法)かを決める
れい
問題: 「京都は、わたしが去年訪れた都市です。それはとても美しかった」の後半を関係代名詞の非制限用法でつなげましょう。
- 「京都」はすでに1つに特定されている固有名詞
- 説明を付け足すだけなので非制限用法(コンマ付き)を使う
- 先行詞 Kyoto は物なので which を選ぶ(非制限用法では that は使えない)
- Kyoto, which I visited last year, was very beautiful. の形になる
答え: Kyoto, which I visited last year, was very beautiful.
つまずきやすいところ
抜けている要素がない完全な文の前で関係代名詞を使う(the house which I live)
あとが完全な文なら関係副詞を使う(the house where I live)
固有名詞のあとの非制限用法にthatを使う(Kyoto, that I visited, ~)
非制限用法にはthatを使えない。which やwhoを使う
たしかめ方
- 関係詞のあとの文を読み、主語や目的語が欠けていないかを確認して、関係代名詞と関係副詞のどちらが正しいか見直します。
- コンマの有無を確認し、先行詞をしぼり込みたいのか、説明を付け足したいだけなのかを日本語の意味と照らし合わせます。