比較を使った慣用表現と、過去の事実と反対のことを述べる仮定法過去完了を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- the + 比較級, the + 比較級 は「~すればするほど、ますます…」という意味です。The more you practice, the better you get.(練習すればするほど、上達する)のように、原因と結果の変化を1つの文で表せます。
- 仮定法過去(If + 過去形、would + 原形)は現在の事実と反対のことを表しますが、仮定法過去完了(If + had + 過去分詞、would have + 過去分詞)は過去の事実と反対のことを表します。時間のズレをそのまま形のズレに映しているのがポイントです。
- 「もしあのとき~していたら、(いまごろ)~だっただろう」という、過去のIf節と現在の結果を組み合わせた文もあります。節ごとに、どの時点の話かを別々に判断する必要があります。
仮定法過去は「いま」の反対、仮定法過去完了は「あのとき」の反対。時のズレが形に出る。
やりかた
- 比較の慣用表現なら the+比較級を2つ並べ、変化の対応関係を作る
- 仮定法なら、伝えたい内容が現在の反対か過去の反対かを確認する
- 現在の反対なら If+過去形、過去の反対なら If+had+過去分詞にする
- 主節もそれに合わせて would+原形、または would have+過去分詞にする
れい
問題: 「もしもっと早く出発していたら、電車に間に合っていただろう」を英語にしましょう。
- これは過去の事実(実際には早く出発しなかった)と反対の話
- If節は had + 過去分詞にする。If we had left earlier
- 主節は would have + 過去分詞にする
- If we had left earlier, we would have caught the train. の形になる
答え: If we had left earlier, we would have caught the train.
つまずきやすいところ
過去の反対の話なのに、仮定法過去(If+過去形)を使ってしまう
過去の事実と反対のことは仮定法過去完了(If+had+過去分詞)で表す
the+比較級の文で、2つ目の節にthe more を付け忘れる
the+比較級, the+比較級 は両方の節にtheを付けて対応させる
たしかめ方
- 仮定法の文が「いまの話」か「あのときの話」かを日本語で確認し、If節と主節の時制が一致した形になっているか見直します。
- the+比較級の文を「~すればするほど、…」と訳してみて、2つの変化が対応しているか確かめます。