過去のある時点よりさらに前のことを表す過去完了と、進行形・完了形・助動詞と組み合わさった受動態の形を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 過去完了(had + 過去分詞)は、過去のある時点よりも前に起きたことを表します。過去形が1つの時点を表すのに対し、過去完了は「その過去よりさらに昔」という、2つの過去の前後関係を示します。When I arrived, the train had already left. では、到着(過去)よりも前に電車が出発していた(過去完了)ことが分かります。
- 受動態(be + 過去分詞)は、進行形や完了形、助動詞とも組み合わせられます。be動詞の部分だけが形を変え、過去分詞はそのままです。進行形の受動態は being + 過去分詞、完了形の受動態は have/has been + 過去分詞、助動詞との受動態は 助動詞 + be + 過去分詞 になります。
- どの組み合わせでも、「~される」という受動の意味の核は変わりません。変わるのは、その動作がいつ・どんな様子で行われるかという情報です。
受動態はbe動詞の部分を進行形・完了形・助動詞の形に変え、過去分詞はいつも同じ。
やりかた
- 出来事が2つあり、片方がもう一方より前かどうかを確認する
- より前の出来事なら had + 過去分詞(過去完了)にする
- 受動の意味(される側)かどうかを確認する
- 進行・完了・助動詞のどれと組み合わせるかに応じて、be動詞の部分の形を変える
れい
問題: 「その橋は現在、修理されている最中です」を英語にしましょう。
- 「される側」なので受動態を使う
- 「~されている最中」なので進行形と組み合わせる
- 進行形の受動態は being + 過去分詞
- The bridge is being repaired now. の形になる
答え: The bridge is being repaired now.
つまずきやすいところ
2つの過去の出来事に、両方とも同じ過去形を使ってしまう
あとの出来事より前に起きたほうは、過去完了(had+過去分詞)で表す
進行形の受動態で過去分詞を -ing形にしてしまう(is being repairing)
受動態では過去分詞のまま変えず、be動詞の部分だけ形を変える(is being repaired)
たしかめ方
- 過去完了を使った文で、もう1つの過去の出来事と時間の前後関係が正しく表せているか確認します。
- 受動態の文で、be動詞の部分と過去分詞の部分をそれぞれ確認し、過去分詞が変化していないかを見直します。