分詞が名詞を後ろから説明する働きを土台に、接続詞を使った文を分詞1語で表す分詞構文と、付帯状況の表し方を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 分詞構文は、主節と主語が同じ従属節を短くする方法です。接続詞と主語を消し、動詞を-ing形にするだけで、理由・時・条件などの意味を表せます。Because he was tired, he went to bed early. は Being tired, he went to bed early. になります。
- 主節より前に起きたことを表すときは having + 過去分詞、受け身の意味のときは being + 過去分詞(being はよく省略されます)を使います。分詞構文の形が、主節との時間関係や態(する側・される側)を表すという点が要点です。
- 付帯状況は「~しながら」という、同時に起きている動作を表します。文の後ろに, -ing形を続けるほか、with + 名詞 + 分詞(with his eyes closed=目を閉じたまま)の形もよく使われます。
分詞構文は「接続詞+主語を消し、動詞を-ing形にする」だけで作れる。
やりかた
- 接続詞でつながれた2つの文の主語が同じか確認する
- 同じなら、従属節の接続詞と主語を消す
- 動詞を-ing形にする(受け身ならbeing+過去分詞、より前の出来事ならhaving+過去分詞)
- 主節の前か後ろに置き、コンマでつなぐ
れい
問題: 「電車に乗り遅れたので、彼は会議に遅刻した」を分詞構文を使って英語にしましょう。
- 元の文は Because he missed the train, he was late for the meeting.
- 主語 he が主節と同じなので、Because と he を消す
- missed を-ing形にして Having missed(電車に乗り遅れたのは会議より前の出来事なのでhaving+過去分詞)
- Having missed the train, he was late for the meeting. の形になる
答え: Having missed the train, he was late for the meeting.
つまずきやすいところ
主節より前の出来事なのに、ただの-ing形(Missing the train)にしてしまう
主節より前に起きたことは having + 過去分詞で表す(Having missed the train)
主語がちがう2つの文にも、分詞構文の主語を消してしまう
主語がちがうときは、分詞構文の前に主語を残す(独立分詞構文)
たしかめ方
- 分詞構文を、もとの接続詞の文(because, when, ifなど)に戻してみて、意味が自然に通るか確かめます。
- 分詞の形(-ing、having+過去分詞、being+過去分詞)が、主節との時間関係・態と合っているか見直します。