人口問題・資源やエネルギー問題・環境問題という、地球規模で取り組むべき課題について学びます。
だいじな考え方
- 発展途上国では人口が急速に増える人口爆発が、先進国では少子高齢化が課題となっています。人口が減少し高齢者の割合が高まると、社会保障などの負担のあり方が課題になります。
- 地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加によって地球全体の気温が上昇する問題です。2015年に採択されたパリ協定は、各国が温室効果ガスの削減目標を定める国際的な枠組みです。
- 乾燥地域での砂漠化、工場や自動車の排出物による酸性雨、フロンガスによるオゾン層の破壊など、人間の活動が引き起こす環境問題は世界各地に広がっています。
- 先進国と発展途上国の経済格差を南北問題、発展途上国どうしの格差を南南問題といいます。途上国の生産者に正当な価格を支払うフェアトレードのような取り組みも進められています。
環境問題の多くは一国だけでは解決できないため、国際的な協力の枠組みが必要になる。
やりかた
- 取り上げられている課題が人口・資源・環境のどれに関するかを確認する
- その課題の原因(排出物・人口増加・経済格差など)を確認する
- 課題への対策(国際的な協定・技術・貿易のしくみなど)を整理する
- 先進国と発展途上国で、課題への向き合い方がどうちがうかを考える
れい
問題: パリ協定とはどのような国際的な取り組みですか。
- パリ協定が採択された年(2015年)を確認する
- 何を目的とした協定かを確認する
- 各国がそれぞれ削減目標を定める形式であることを確認する
答え: 地球温暖化対策として、各国が温室効果ガスの削減目標を定めて取り組む国際的な枠組み
つまずきやすいところ
南北問題と南南問題を同じ意味だと混同する
南北問題は先進国と発展途上国の格差、南南問題は発展途上国どうしの格差の問題で、対象がちがう
酸性雨とオゾン層破壊を、同じ原因で起きる問題だと思いこむ
酸性雨は工場や自動車の排出物、オゾン層破壊は主にフロンガスが原因で、原因物質がちがう
たしかめ方
- 学んだ環境問題を1つ選び、原因と対策をセットで説明できるか確かめる。