プレートの動きが作る地形と、ケッペンの気候区分、それらが引き起こす自然災害について学びます。
だいじな考え方
- 地球の表面は、プレートとよばれる十数枚の硬い岩盤でおおわれており、これらがゆっくりと動くことで、地震・火山・山脈などの地形が形づくられます。プレートが沈み込む場所には海溝が、ぶつかり合う場所には高い山脈ができます。
- ケッペンの気候区分は、気温と降水量の組み合わせによって世界の気候を分類したもので、熱帯・乾燥帯・温帯・亜寒帯・寒帯などに分けられます。
- 河川がつくる扇状地や三角州、氷河がつくるU字谷など、地形は水や氷のはたらきによっても形づくられます。
- プレートの境界に位置する日本のような国では、地震や火山の噴火といった自然災害が起こりやすく、防災の取り組みが特に重要になります。
地形も気候も「なぜそこにそれがあるか」を、プレートの動きや大気の循環という原因から考える。
やりかた
- その地形・気候が、プレートのどんな動き(沈み込み・広がりなど)と関係するかを確認する
- 気温と降水量の組み合わせから、気候区分を判断する
- 地形や気候の特徴が、どんな自然災害につながるかを考える
- 災害への対策が、その地域の地形・気候とどう関係しているかを考える
れい
問題: 日本列島の周辺で地震や火山活動が活発な理由を説明しなさい。
- 日本列島の位置(プレートの境界)を確認する
- プレートがぶつかり合ったり、沈み込んだりしていることを確認する
- プレートの動きが地震や火山活動を引き起こすことを結びつける
答え: 日本列島が複数のプレートの境界に位置しており、プレートの動きによって地震や火山活動が引き起こされるから
つまずきやすいところ
海溝とU字谷を、どちらも氷河によってできた地形だと混同する
海溝はプレートが沈み込む場所にできる地形、U字谷は氷河が谷を削ってできる地形で、成因がちがう
熱帯雨林気候とサバナ気候を、どちらも一年中雨が多い気候だと思いこむ
熱帯雨林気候は一年中多雨、サバナ気候は雨季と乾季がある気候で、降水パターンがちがう
たしかめ方
- 世界地図でプレートの境界線を思い出し、地震や火山が多い地域と重なっているか確かめる。