NEMA 小1〜高3の全教科

化基:酸と塩基

高校1年理科 / pH、中和滴定、塩の性質。

この単元を解く(7ページ・無料)

酸と塩基が中和するときの量の関係(中和滴定)と、酸性・塩基性の強さを表すpHをあつかいます。塩の性質も、もとの酸・塩基の強さから決まります。

だいじな考え方

中和の量的関係は「酸の出すH+の物質量=塩基の出すOH-の物質量」。

やりかた

  1. 酸・塩基それぞれの濃度・体積・価数を書き出す
  2. 「酸の物質量×価数=塩基の物質量×価数」の式を立てる
  3. 求めたい量(体積や濃度)について解く
  4. 単位(mol/L、mLなど)をそろえて計算する

れい

問題: 0.10mol/Lの塩酸10mLを中和するのに、0.20mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液は何mL必要か。

  1. 塩酸(1価)の物質量=0.10×10/1000=1.0×10^-3mol
  2. 中和条件は酸の物質量×価数=塩基の物質量×価数
  3. 1.0×10^-3×1=0.20×V/1000×1
  4. V=1.0×10^-3×1000/0.20=5.0mL

答え: 5.0mL

つまずきやすいところ

硫酸のような2価の酸で、価数をかけ忘れて計算してしまう

酸・塩基それぞれの価数を必ずかけて、出すH+・OH-の物質量で比べる

pHが小さいほど酸性が弱いと考えてしまう

pHが小さいほど水素イオン濃度が大きく、酸性は強い

中和してできる塩はすべて中性になると思い込む

強酸と弱塩基の塩(塩化アンモニウムなど)は酸性を示すなど、もとの酸・塩基の強さで塩の液性は変わる

たしかめ方

この単元の練習

化基:酸と塩基の練習問題が7ページあります。 一問一答は10問。 登録しなくても全部使えます。 まちがえた問題は、忘れそうな日にもう一度出てきます。

化基:酸と塩基を解く