歴史的仮名遣いの読み方、用言(動詞・形容詞など)の活用、助動詞の基礎を学びます。助動詞は接続(何形につくか)によって意味が変わるものがあります。
だいじな考え方
- 歴史的仮名遣いの「ゐ」は「い」、「ゑ」は「え」と読みます。語中・語尾の「は行」は「わ・い・う・え・お」に直します。「けふ」は「きょう」と読みます。
- 助動詞は、直前の語の活用形(接続)によって意味が決まるものがあります。「ぬ」は連用形につくと完了、未然形につくと打消の意味になります。
- 「ず」は打消、「けり」は過去、「べし」は推量を表す助動詞です。
- 係助詞「ぞ・なむ・や・か」があると文末は連体形、「こそ」があると文末は已然形になります(係り結び)。
「ぬ」は接続で意味が変わる。連用形なら完了、未然形なら打消。
やりかた
- 歴史的仮名遣いを見つけたら、現代仮名遣いのルールに当てはめて直す
- 助動詞を見つけたら、直前の語の活用形を確かめる
- 接続から助動詞の意味を決める
- 係助詞があれば、文末の活用形と対応しているか確かめる
れい
問題: 「花咲きぬ。」の「ぬ」の意味を答えなさい。
- 「ぬ」の直前の語の形を見る
- 「咲き」は連用形
- 連用形につく「ぬ」の意味を思い出す
- 連用形接続の「ぬ」は完了
答え: 完了
つまずきやすいところ
「ぬ」の意味を、接続を確かめずに打消だと決めつける
未然形につけば打消、連用形につけば完了です。接続を必ず確認します
歴史的仮名遣いの「ゐ」「ゑ」を読み方が分からず飛ばす
「ゐ」は「い」、「ゑ」は「え」と機械的に直せます
たしかめ方
- 助動詞の直前の語を活用させ、未然形か連用形かをもう一度確かめます。
- 直した現代仮名遣いを声に出して読み、自然な読み方になっているか見直します。