明治維新による近代化から、戦争をへて戦後の日本が発展していく流れを学びます。
だいじな考え方
- 1853年のペリー来航をきっかけに開国した日本は、1868年から明治維新とよばれる大きな改革を進め、廃藩置県や殖産興業などによって近代国家をつくろうとしました。
- 明治政府は、欧米に対抗できる強い国をつくるため、日清戦争・日露戦争を経て国際的な地位を高めていきましたが、やがて中国や欧米との対立を深め、太平洋戦争にいたりました。
- 1945年の敗戦後、日本国憲法の制定や農地改革などの戦後改革が行われ、国のしくみが大きく変わりました。
- 1950年代半ばからの高度経済成長により、日本の産業と生活水準は大きく向上しました。
大きなできごとには必ず前の時代からの原因があり、あとの時代への結果につながっている。
やりかた
- できごとが起きた時期(幕末・明治・大正・昭和・戦後)をたしかめる
- そのできごとが起きた原因や背景を考える
- できごとの結果、日本や社会がどう変わったかを考える
- 年代の順番を意識して、できごとをつなげて覚える
れい
問題: 1945年の敗戦後に行われた戦後改革の1つに農地改革があります。この改革の内容を説明しなさい。
- 農地改革が行われた時期(戦後改革の一つ)を確認する
- 改革前の状きょう(地主が多くの土地をもっていた)を確認する
- 改革によってどう変わったかを考える
答え: 地主がもっていた土地の多くを小作人に安く分け、自分の土地をもつ農民(自作農)を増やした改革
つまずきやすいところ
日清戦争と日露戦争の相手国を逆にして覚える
日清戦争は清(中国)、日露戦争はロシアとの戦争
明治維新を1つのできごとだと思いこむ
明治維新は、廃藩置県・殖産興業・文明開化など、いくつもの改革をまとめてよぶ言葉
たしかめ方
- 幕末から戦後までの主なできごとを、年代の古い順に3つ以上並べて言えるかたしかめる。