鎌倉幕府の成立から江戸幕府の政治まで、武士が中心となった時代の移り変わりを学びます。
だいじな考え方
- 1192年、源頼朝が鎌倉幕府を開きました。将軍が御家人に領地を保障する御恩と、御家人が将軍のために戦う奉公という関係で結びついた武士の政治が始まりました。
- 鎌倉幕府は、2度にわたる元寇(元の襲来)を退けましたが、御家人に十分な恩賞をあたえられず、幕府への不満が高まっていきました。
- 室町幕府をたおしたのち、織田信長・豊臣秀吉による統一事業を経て、1603年に徳川家康が江戸幕府を開きました。
- 江戸幕府は、参勤交代で大名の力をおさえ、鎖国によって外国との交流を制限し、幕府中心の安定した支配を長く続けました。
幕府の政治のしくみは、御恩と奉公のような、たがいに支え合う関係の上に成り立っている。
やりかた
- できごとが起きた時代(鎌倉・室町・安土桃山・江戸)をたしかめる
- 幕府と武士(御家人・大名)の関係が、どんなしくみで保たれているかを考える
- なぜその政策が行われたのか、目的(統制・貿易など)を考える
- 前の時代とのちがい(例:鎌倉と江戸の支配のしかたのちがい)を比べる
れい
問題: 江戸幕府が大名を1年おきに江戸に住まわせた制度を何といいますか。また、その目的を答えなさい。
- 制度の名前を思い出す
- 江戸と領地を往復させることで大名にどんな負担がかかるかを考える
- 大名の力をおさえる目的があったことを確認する
答え: 参勤交代。大名に多くの費用や労力を使わせ、力をおさえるため
つまずきやすいところ
御恩と奉公を、どちらも将軍が行うことだと混同する
御恩は将軍から御家人へ、奉公は御家人から将軍への行いで、方向が反対
鎖国を「すべての国との交流を止めた」ことだと思いこむ
鎖国中も長崎でオランダや中国とは貿易が続いていた
たしかめ方
- 鎌倉幕府と江戸幕府のしくみを、それぞれ1文で比べて説明できるかたしかめる。