これは、「食べる・食べられる」の関係でつながる生き物たちと、環境との関わりについての勉強です。
だいじな考え方
- 生き物は、「食べる・食べられる」の関係で、鎖のようにつながっています。これを食物連鎖といいます。植物は日光を使って自分で養分をつくる生産者、それを食べる動物は消費者です。
- 食物連鎖の中の生き物の数は、つり合いを保っています。ある生き物が急に増えたり減ったりすると、それを食べる生き物や食べられる生き物の数にも、えいきょうがおよびます。
- 死んだ生き物やふんは、菌類や細菌類などの分解者によって分解され、もとの土や空気にもどっていきます。これによって、養分が自然の中でめぐり続けます。
- 生き物どうしは、食物連鎖だけでなく、水や空気を通してもつながっています。植物は光合成で酸素を出し二酸化炭素を取り入れ、動物は呼吸で酸素を取り入れ二酸化炭素を出す、というように、気体のやり取りをしています。
生き物どうしのつり合いは、増えすぎても減りすぎてもくずれる。
やりかた
- 「食べる・食べられる」の関係を、生産者→消費者の順にたどる
- どの生き物が増えると、どの生き物にえいきょうが出るかを考える
- 死んだ生き物やふんが、分解者によってどうなるかを考える
- 気体のやり取りは、光合成と呼吸のそれぞれで、何が出て何が入るかを整理する
れい
問題: ある池で、小さな魚を食べるカエルが急に減った。このとき、小さな魚の数はどうなると考えられますか。
- カエルが減ると、小さな魚を食べる生き物が減る
- 食べられる数が減るので、小さな魚は増えると考えられる
答え: 小さな魚は増えると考えられる
つまずきやすいところ
分解者は、生き物のつながりに関係ないと思ってしまう
分解者は、死んだ生き物を分解して、養分を自然にもどす大切な役目をしています
植物は酸素だけを出し、二酸化炭素は関係ないと思ってしまう
植物は光合成で二酸化炭素を取り入れて酸素を出し、呼吸では逆に酸素を取り入れて二酸化炭素を出しています
たしかめ方
- 食物連鎖の図を、生産者から順にえがき、矢印の向き(食べられる生き物から食べる生き物へ)が合っているか確かめます。
- ある生き物の数が変化したときのえいきょうを、つながりの図をたどって説明できるか確かめます。