これは、根・茎・葉のはたらきと、葉で行われる光合成についての勉強です。
だいじな考え方
- 根は水を吸い上げ、茎の中にある道管を通って、水は葉まで運ばれます。葉でつくられた養分は、師管を通って植物の全体に運ばれます。道管と師管が集まった部分を維管束といいます。
- 葉には、緑色のつぶである葉緑体があり、ここで日光・水・二酸化炭素を材料にして、でんぷん(養分)と酸素をつくり出します。これを光合成といいます。葉にでんぷんができたかどうかは、ヨウ素液が青むらさき色に変わることで確かめられます。
- 葉の表面、とくに裏側には気孔という小さな穴が多くあり、ここから水が水蒸気となって出ていきます。これを蒸散といいます。蒸散が起こることで、根からの水の吸い上げがうながされます。
道管は水の通り道、師管は養分の通り道。光合成は葉緑体で行われる。
やりかた
- 水がどこを通って葉まで運ばれるかを、根→茎(道管)→葉の順にたどる
- 光合成に必要な材料(日光・水・二酸化炭素)と、できる物(でんぷん・酸素)を分けて考える
- でんぷんができたかを調べるには、ヨウ素液の色の変化を見る
- 蒸散のはたらきは、気孔での水の出入りとして考える
れい
問題: 日光の当たった葉と、日光を当てなかった葉のそれぞれにヨウ素液をつけたところ、日光の当たった葉だけが青むらさき色になった。この結果から何が分かりますか。
- ヨウ素液が青むらさき色に変わったのは、でんぷんがある証こ
- 日光の当たった葉だけにでんぷんができている
答え: 日光が当たることで光合成が行われ、でんぷんがつくられたことが分かる
つまずきやすいところ
道管と師管を、どちらも水が通る管だと混同してしまう
水が通るのは道管、養分が通るのは師管です。役目がちがいます
気孔は葉の表側に多いと思ってしまう
気孔は多くの植物で葉の裏側に多くあります。日光を直接受けにくく、水分の失われすぎを防いでいます
たしかめ方
- 葉にヨウ素液をつけて、日光を当てた葉だけ青むらさき色になるかを確かめます。
- ワセリンを葉の裏にぬった場合と表にぬった場合で、蒸散の量にちがいが出るかを比べます。