米づくりや水産業のようすと、日本の食料自給率について学びます。
だいじな考え方
- 米づくりは、広い平野と豊かな水にめぐまれた東北地方や北陸地方などでさかんです。地域の気候や地形に合わせて、作物が選ばれています。
- 水産業には、遠くの海でとる遠洋漁業、沿岸でとる沿岸漁業、魚を育てて出荷する養しょく業などの種類があります。とる漁業から育てる漁業へと変わってきています。
- 食料自給率は、国内で消費する食料のうち、国内で作られた分の割合です。日本はカロリーベースでおよそ38%と、多くを外国からの輸入にたよっています。
- 地元でとれた食べ物を地元で食べる地産地消は、輸送にかかるエネルギーを減らし、新せんな食べ物を届けるくふうです。
自給率が低いということは、それだけ外国の生産や輸出入に日本の食生活が左右されるということ。
やりかた
- その食料がどこで、どんな気候・地形の条件のもとで作られているかをたしかめる
- 生産方法(促成栽培・抑制栽培・養しょく業など)の目的を考える
- 自給率のグラフから、輸入にたよっている割合を読み取る
- 生産者から消費者までの流通の流れをたどる
れい
問題: 日本の食料自給率が低いと、どのような問題が起こりますか。
- 自給率が低いということは輸入にたよる割合が高いということ
- 輸入相手国で不作や紛争が起きると、輸入が止まることがある
- 食料が不足したり、値段が上がったりするおそれがある
答え: 外国の生産や情勢の変化によって、食料が不足したり値段が上がったりするおそれがある
つまずきやすいところ
促成栽培と抑制栽培を、どちらも「早める」栽培だと混同する
促成栽培は出荷を早める、抑制栽培は出荷を遅らせる栽培で、目的が反対
養しょく業と栽培漁業を同じだと思いこむ
養しょく業は最後まで育てて出荷し、栽培漁業は稚魚を放流して自然の中で育ててからとる
たしかめ方
- 給食や食卓に出た食べ物を1つ選び、それがどこで作られ、どんな流通をへて届いたかを説明できるかたしかめる。