日本の工業地帯・工業地域の広がりと、ものを作って運ぶしくみについて学びます。
だいじな考え方
- 工業地帯・工業地域は、太平洋沿岸に帯のように連なっており、これを太平洋ベルトとよびます。海に面していると、原料の輸入や製品の輸出に便利だからです。
- 日本の工業は、原料を輸入し、それを製品に加工して輸出する加工貿易を中心に発展してきました。
- 自動車工業では、多くの部品を作る関連工場から、必要な部品を必要なときに届けるジャストインタイム方式が使われています。
- 大工場と中小工場をくらべると、数では中小工場の方が多く、日本の工業を支える大切な役わりを果たしています。
工業地帯が海ぞいに多いのは、船で原料と製品を大量に、安く運べるから。
やりかた
- その工業地帯・地域がどこにあるかを地図でたしかめる
- 海に面しているかどうかと、輸出入のしやすさを結びつけて考える
- 生産のしくみ(組み立て・部品調達など)の目的を考える
- 輸出品・輸入品のグラフから、加工貿易の特色を読み取る
れい
問題: 工業地帯が太平洋の沿岸に多く集まっている理由を説明しなさい。
- 工業には大量の原料や製品を運ぶ必要がある
- 船を使うと重いものを安く大量に運べる
- 海に面していると港を利用しやすい
答え: 船を使って原料の輸入や製品の輸出をしやすいから
つまずきやすいところ
工業地帯には大工場しかないと思いこむ
数の上では中小工場の方が多く、大工場に部品を納める重要な役わりをになっている
加工貿易を「輸出だけ」の貿易だと思いこむ
加工貿易は、原料を輸入し、それを加工した製品を輸出する貿易の形
たしかめ方
- 身のまわりにある工業製品を1つ選び、それを作るのに必要な原料がどこから来たか考えられるかたしかめる。