これは、コイルに電流を流してつくる電磁石と、その強さを変える条件についての勉強です。
だいじな考え方
- どう線を鉄のしん(鉄しん)に何回も巻いたものをコイルといいます。コイルに電流を流すと、鉄しんが磁石のはたらきをするようになります。これが電磁石です。電流が流れている間だけ磁石になり、電流を止めると磁石ではなくなります。
- 電磁石の強さは、コイルの巻き数と、流れる電流の強さで決まります。巻き数を増やすほど、また電流を強くするほど、電磁石は強くなります。
- 電磁石にもN極とS極があり、その向きは電流の向きで決まります。かん電池の+極と-極を入れかえて電流の向きを反対にすると、N極とS極も入れかわります。
- 強さを調べる実験では、巻き数だけを変えて電流の強さはそろえる、というように、1つの条件だけを変えることが大切です。
巻き数が多いほど、電流が強いほど、電磁石は強くなる。
やりかた
- 調べたい条件(巻き数か、電流の強さか)を1つ決める
- それ以外の条件をすべてそろえる
- 決めた条件だけを変えて、クリップが何個つくかなどで強さをくらべる
- 極を調べるときは、電流の向きと、方位磁針が指す向きを見る
れい
問題: コイルの巻き数を50回にしたときクリップが3個ついた。巻き数だけを100回に増やすと、クリップの数はどうなると考えられますか(電流の強さは同じ)。
- 電流の強さは変えず、巻き数だけを増やしている
- 巻き数が多いほど電磁石は強くなる
答え: クリップがつく数は、50回のときより多くなる
つまずきやすいところ
電磁石は、電流を止めたあとも磁石のままだと思ってしまう
電磁石が磁石のはたらきをするのは、電流が流れている間だけです
巻き数と電流の強さを同時に変えて実験してしまう
どちらが原因かを調べるには、1つの条件だけを変え、もう一方はそろえておく必要があります
たしかめ方
- 電流を止めたときに、クリップなどが落ちるかを見て、電磁石であることを確かめます。
- かん電池の向きを入れかえ、方位磁針の向きが反対になるかを見て、極が入れかわったことを確かめます。