『竹取物語』や『枕草子』など、昔から伝わる文章(古典)の冒頭に親しみます。古語には、今のことばと形は同じでも意味がちがうものがあります。
だいじな考え方
- 昔の文章で使われていることばを古語といいます。「いと」は「とても」、「うつくし」は「かわいらしい」という意味で、今の「美しい」とはちがいます。
- 『竹取物語』はかぐや姫の物語、『枕草子』は清少納言が書いた文章で「春はあけぼの」で始まります。『徒然草』は兼好法師が書きました。
- 『平家物語』は「祇園精舎の鐘の声」で始まる、戦いをえがいた物語です。日本最古の和歌集は『万葉集』です。
- 古典を読むときは、現代語訳(今のことばに直したもの)と見くらべながら読むと、意味がつかみやすくなります。
古語は、今のことばと形が同じでも意味がちがうことがある。
やりかた
- 知っている古語(いと・あはれ・をかしなど)がないか見る
- 見つけたら、今のことばとちがう意味かもしれないと考える
- 現代語訳と見くらべて、正しい意味を確かめる
- 作品の題名と作者(または冒頭)をあわせて覚える
れい
問題: 「いとをかし」の意味を答えなさい。
- 「いと」と「をかし」に分けて考える
- 「いと」は今の「とても」にあたる古語
- 「をかし」は「趣がある」という意味の古語
- 2つをつなげて意味にする
答え: とても趣がある
つまずきやすいところ
「うつくし」を今の「美しい」と同じ意味だと思う
古語の「うつくし」は「かわいらしい」という意味です
『枕草子』と『徒然草』の作者を反対に覚える
『枕草子』は清少納言、『徒然草』は兼好法師が書きました
たしかめ方
- 覚えた古語の意味を、現代語訳と見くらべて合っているか たしかめます。
- 作品の題名を見て、作者と冒頭の一文をすぐに思い出せるか確認します。