体の一部を使って決まった意味を表す慣用句、昔から言い伝えられた教えのことわざ、中国の古い話からできた故事成語を学びます。字づらだけで意味を想像しないことが大切です。
だいじな考え方
- 慣用句は、体の一部を使って、もとの意味とはちがう決まった意味を表します。「油を売る」は油の商売の話ではなく、むだ話をしてなまけるという意味です。
- ことわざは、昔からの生活の知恵や教えを短い言葉にしたものです。「早起きは三文の徳」は「早起きをすると何かとよいことがある」という教えです。
- 故事成語は、中国の昔の話からできたことばです。「矛盾」は、つじつまが合わないことを表します。
- 慣用句・ことわざは、字づらのままの意味ではないことが多いので、知らないものは必ず辞書で意味を確かめます。
慣用句とことわざは、字づら通りの意味ではないことが多い。
やりかた
- 慣用句・ことわざの中の、大事なことば(体の一部など)に注目する
- 字づら通りの意味ではなく、たとえの意味を考える
- 前後の文の内容と、意味が合うか確かめる
- 分からなければ辞書で調べる
れい
問題: 「油を売る」の意味を答えなさい。
- 「油」「売る」という字づらをそのまま読まない
- これは慣用句だと気づく
- たとえとしての意味を考える
- 仕事中にむだ話をしてなまける、という意味だと分かる
答え: むだ話をしてなまける
つまずきやすいところ
「猿も木から落ちる」と「弘法にも筆の誤り」を、まったく別の意味だと思う
どちらも「名人でも失敗することがある」という、同じ意味のことわざです
「情けは人のためならず」を「甘やかすと本人のためにならない」と読む
本来は「人に親切にすれば、いずれ自分に返ってくる」という意味です
たしかめ方
- 覚えた慣用句・ことわざを使って、自分で短い文を作れるか たしかめます。
- 意味を答えたあと、辞書で本当の意味と合っているか確かめます。