物語の場面は、時・場所・人物の3つで作られています。場面がかわるところと、そこでの人物の気持ちの変化を読み取ります。
だいじな考え方
- 場面をつかむために読み取る3つは、時・場所・人物です。この3つがそろって、1つの場面ができます。
- 場面がかわったことは、「その日の夕方」(時)、「川原で」(場所)のような、時や場所を表すことばから分かります。
- まわりの様子をえがいた部分を情景といいます。情景の書き方から、人物の気持ちが読み取れることがあります。明るい朝と暗い夜では、同じ場所でも読む感じがちがいます。
- 人物の気持ちのかわり目をさがすには、行動やことばのかわったところに注目します。
場面ごとに分けて読むと、話の流れがつかみやすい。
やりかた
- 時・場所・人物を表すことばに線を引く
- 時や場所がかわるところで、場面を区切る
- 情景をえがいた部分から、人物の気持ちを考える
- 行動やことばが変わったところで、気持ちの変化を読み取る
れい
問題: 「朝、青くすんだ空の下、ゆうきは元気に走り出した。」から読み取れる、ゆうきの気持ちを答えなさい。
- 情景の部分をさがす
- 「青くすんだ空」という明るい情景がある
- 情景と人物の行動を合わせて考える
- 明るい情景と元気な行動から気持ちを考える
答え: 明るい、元気な気持ち
つまずきやすいところ
場面がかわったことに気づかず、前の場面のまま読み進める
時や場所を表すことばが出てきたら、場面がかわっていないか確かめます
情景の部分を、ただの背景の説明として読みとばす
情景の書き方に、人物の気持ちが重なっていることがあります
たしかめ方
- 読んだ物語を、場面ごとに「いつ・どこで・だれが」を短く書き出せるか たしかめます。
- 気持ちの変化を答えたら、その根きょとなる行動やことば、情景を本文で指させるか見直します。