少子高齢化・情報化・グローバル化という、現代社会を特徴づける変化と、それにともなう課題を学びます。
だいじな考え方
- 少子高齢化とは、生まれる子どもの数が減り(少子化)、高齢者の割合が増える(高齢化)ことが同時に進む現象です。社会保障の負担のあり方などに大きな影響をあたえます。
- 情報化とは、情報通信技術(ICT)が社会に広く行きわたることです。便利になる一方で、情報リテラシー(情報を正しく読み取り活用する力)が求められます。
- グローバル化とは、人・もの・お金・情報が国境をこえて活発に移動することです。異なる文化を認め合って共に生きる多文化共生の考え方が重要になります。
- 社会集団の中で対立が起きたとき、それを解決するために「効率」(むだをなくすこと)と「公正」(手続きや機会が公平であること)という2つの考え方が大切にされます。
社会の課題を考えるときは、「効率」だけでなく「公正」の視点も合わせて考える。
やりかた
- 取り上げられている変化が、少子高齢化・情報化・グローバル化のどれにあたるかを確認する
- その変化がなぜ起きているのか、原因を考える
- その変化によって、どんな課題が生まれるかを考える
- 課題の解決に「効率」「公正」のどちらの視点が必要かを考える
れい
問題: 多数決で物事を決めるとき、少数意見の尊重が大切にされる理由を説明しなさい。
- 多数決は多くの人の意見をすばやく反映できる方法であることを確認する
- しかし少数の意見が完全に無視されると、その人たちの権利が守られない
- 話し合いを重ね、少数意見にも配慮することで、より公正な決定に近づく
答え: 少数の意見も尊重することで、より多くの人が納得できる公正な決定に近づけるため
つまずきやすいところ
効率と公正を、どちらも同じ意味の言葉だと思いこむ
効率はむだをなくすこと、公正は手続きや機会が公平であることで、視点がちがう
情報リテラシーを「パソコンやスマートフォンの操作ができること」だと誤解する
情報リテラシーは、情報の真偽を見きわめ、正しく活用する力のこと
たしかめ方
- 学級で意見が分かれた場面を1つ思い出し、効率と公正のどちらの考え方を大切にして決めたか説明できるか確かめる。