中学3年で習う漢字と、文章中で使われる語彙(四字熟語・慣用句・ことわざ)を扱います。本来の意味と、世間で誤って使われがちな意味を区別します。
だいじな考え方
- 四字熟語は、1字ずつの意味を組み合わせて考えます。「臨機応変」は「その場に応じてうまく対応すること」という意味です。
- 慣用句は、体の一部などを使って決まった意味を表します。「油を売る」は「むだ話をして仕事を怠ける」という意味です。
- ことわざには、本来の意味と、世間で誤って使われがちな意味があるものがあります。「情けは人のためならず」は本来「人に親切にすればいずれ自分に返る」という意味です。
- 「役不足」も誤用の代表例です。本来は「力量に対して役目が軽すぎる」という意味で、「力不足」とは正反対です。
ことわざ・慣用句には、世間でよく誤って使われるものがある。
やりかた
- ことわざ・慣用句の意味を、字づらだけで判断しない
- 知っている意味が、本来の意味かどうか辞書で確かめる
- 誤用されやすいものは、正しい意味とセットで覚える
- 文の中で使うときは、その意味が前後と合っているか確かめる
れい
問題: 「役不足」の本来の意味を答えなさい。
- 「役」と「不足」に分けて考えない
- 慣用的な決まった意味を思い出す
- 「力不足」と混同していないか注意する
- 本来の意味を確認する
答え: 力量に対して役目が軽すぎること
つまずきやすいところ
「情けは人のためならず」を「甘やかすと本人のためにならない」と読む
本来は「人に親切にすれば、いずれ自分に返ってくる」という意味です
「役不足」を「自分の力が足りない」という意味だと思う
本来は反対で、「力量に対して役目が軽すぎる」という意味です
たしかめ方
- 覚えたことわざ・慣用句の意味を、辞書の本来の意味と見くらべて たしかめます。
- 誤用されやすいことばは、正しい意味を使って自分で短い文を作れるか確認します。