活用のある付属語である助動詞と、活用のない付属語である助詞を、意味や働きから正しく識別します。1つの助動詞が複数の意味を持つ場合もあります。
だいじな考え方
- 活用のある付属語を助動詞、活用のない付属語を助詞といいます。「れる・られる」は助動詞、「が・の」は助詞です。
- 「られる」には受け身・可能・自発・尊敬の4つの意味があり、文脈で見分けます。「ない」が助動詞か形容詞かは、間に「は」を入れて意味が通れば形容詞と判断します。
- 「の」が主語を表すときは、「が」に言いかえられます。「そうだ」は終止形につくと伝聞、連用形につくと様態の意味になります。
- 体言を修飾する語を連体修飾語、用言を修飾する語を連用修飾語といいます。敬語のうち、自分をへりくだって相手を高める言い方が謙譲語、相手を直接高めるのが尊敬語です。
助動詞は活用がある、助詞は活用がない。
やりかた
- 語尾が変化する(活用する)かどうかで、助動詞か助詞かを見分ける
- 「ない」は「は」を入れて意味が通るか確かめ、形容詞か助動詞かを判断する
- 「そうだ」は接続(終止形・連用形)を確かめ、伝聞か様態かを決める
- 「の」が主語を表すなら、「が」に言いかえられるか確かめる
れい
問題: 「今日は寒くない。」の「ない」は形容詞か助動詞か答えなさい。
- 「ない」の間に「は」を入れてみる
- 「寒くはない」となる
- 意味が自然に通じる
- 形容詞だと判断できる
答え: 形容詞
つまずきやすいところ
「られる」の意味を1つだけだと思いこむ
「られる」には受け身・可能・自発・尊敬の4つの意味があります
連体修飾語と連用修飾語を反対に覚える
体言を修飾するのが連体修飾語、用言を修飾するのが連用修飾語です
たしかめ方
- 「ない」の間に「は」を入れる方法で、形容詞か助動詞かをもう一度確かめます。
- 「の」を「が」に置きかえて読み、意味が変わらず通じるか見直します。