『万葉集』『古今和歌集』『奥の細道』などを読みます。古語の意味・助動詞に加えて、和歌・俳句ならではの表現技法も学びます。
だいじな考え方
- 古語には、今のことばと形は同じでも意味がちがうものがあります。「いみじ」は「たいへんだ」、「ゆかし」は「見たい」という意味です。
- 助動詞の意味は、接続(何形につくか)で決まるものがあります。「けり」は過去、「べし」は推量を表します。
- 『枕草子』は清少納言、『源氏物語』は紫式部、『奥の細道』は松尾芭蕉が書きました。近代の『こころ』『坊っちゃん』は夏目漱石の作品です。
- 和歌には、1つの語に2つの意味を重ねる掛詞、特定の語を導く決まった5音の句である枕詞、特定の語を導く5音以上の自由な句である序詞などの技法があります。
作品名と作者、和歌の技法をセットで覚える。
やりかた
- 作品名を見たら、作者をすぐに思い出せるようにする
- 古語の意味を、現代語とのちがいに注意して確かめる
- 助動詞は接続を確かめてから意味を決める
- 和歌の中に、掛詞・枕詞・序詞がないか探す
れい
問題: 『奥の細道』の作者を答えなさい。
- 作品名から時代とジャンル(俳諧紀行文)を思い出す
- 江戸時代の俳人であることを思い出す
- 「奥の細道」に結びつく人物を考える
- 作者を答える
答え: 松尾芭蕉
つまずきやすいところ
『枕草子』と『源氏物語』の作者を反対に覚える
『枕草子』は清少納言、『源氏物語』は紫式部が書きました
枕詞と序詞を同じものだと考える
枕詞は決まった5音、序詞は5音以上の自由な句というちがいがあります
たしかめ方
- 作品名・作者・ジャンル(物語・随筆・俳諧紀行文など)を、セットで言えるか たしかめます。
- 和歌の中の技法(掛詞など)を見つけたら、2つの意味をそれぞれ言えるか確認します。