気圧と前線のしくみ、湿度の求め方、そして日本の四季の天気を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 気圧が周りより低い低気圧では上昇気流が生じ、雲ができて天気が悪くなりやすく、気圧が周りより高い高気圧では下降気流が生じ、雲ができにくく晴れやすくなります。
- 冷たい空気があたたかい空気の下にもぐりこみながら進む寒冷前線は、急な上昇気流でせまい範囲に強い雨を短時間降らせ、通過後は気温が下がります。あたたかい空気が冷たい空気の上をはい上がりながら進む温暖前線は、広い範囲に弱い雨を長く降らせ、通過後は気温が上がります。
- 湿度[%]=空気中の水蒸気量÷その気温での飽和水蒸気量×100で求めます。飽和水蒸気量は気温が高いほど大きくなるので、水蒸気量が同じでも、気温が上がると湿度は下がります。
- 日本の冬は、大陸に高気圧、太平洋に低気圧がある西高東低の気圧配置になり、冷たく乾いた北西の季節風がふきます。夏は太平洋の高気圧が発達し、あたたかくしめった南東の季節風がふきます。
飽和水蒸気量は気温で決まり、気温が上がると湿度は下がる。
やりかた
- 気圧の高低から、上昇気流か下降気流かを判断する
- 前線の種類を見て、どちら向きに空気が動くかを考える
- 湿度の問題では、水蒸気量と飽和水蒸気量の両方を確認する
- 湿度=水蒸気量÷飽和水蒸気量×100の式にあてはめる
れい
問題: ある気温での飽和水蒸気量は20g/m3で、実際にふくまれる水蒸気量は15g/m3だった。このときの湿度を求めなさい。
- 湿度=水蒸気量÷飽和水蒸気量×100の式を使う
- 15÷20×100
- 15÷20=0.75、0.75×100=75
答え: 75%
つまずきやすいところ
寒冷前線と温暖前線を、どちらも同じような雨の降り方だと思ってしまう
寒冷前線は短時間の強い雨、温暖前線は長時間の弱い雨と、降り方も気温の変化も反対です
気温が上がれば、水蒸気量が同じでも湿度は変わらないと考えてしまう
気温が上がると飽和水蒸気量が増えるため、水蒸気量が同じなら湿度は下がります
たしかめ方
- 求めた湿度に飽和水蒸気量をかけ算し(75%×20)、もとの水蒸気量15g/m3にもどるか確かめます。
- 前線の通過前後の気温の記録を見て、上がったか下がったかで前線の種類の判断を確かめます。