漢文を日本語として読むための、返り点や書き下し文のきまりを学びます。2度読む再読文字は、7つを覚える必要があります。
だいじな考え方
- 漢字だけで書かれたもとの漢文を白文、白文に返り点や送りがなをつけたものを訓読文といいます。漢文を日本語として読むことを訓読といいます。
- 1字だけ返って読む符号をレ点、2字以上へだてて返って読む符号を一二点といいます。
- 「未・将・当・応・須・猶・宜」の7字は再読文字で、それぞれ2回読みます。「未」は「いまだ〜ず」、「将」は「まさに〜んとす」と読みます。この7つは覚えるしかありません。
- 書き下し文にするとき、助詞や助動詞にあたる漢字(「不」など)はひらがなで書きます。
再読文字は、1つの字を2回、意味の順に読む。
やりかた
- 返り点(レ点・一二点)にそって、下から上に返る順を確かめる
- 再読文字があれば、1回目は副詞として、2回目は文末で読む
- 助詞・助動詞にあたる漢字は、書き下し文でひらがなに直す
- 全体を日本語の文として読み、意味が通るか確かめる
れい
問題: 「未」を含む文を書き下し文にするときの読み方を答えなさい。
- 「未」は再読文字だと気づく
- 1回目の読み方(副詞)を思い出す
- 2回目の読み方(文末)を思い出す
- 2つをつなげる
答え: いまだ〜ず
つまずきやすいところ
再読文字を1回しか読まない
再読文字は必ず2回読みます。1回目は上から、2回目は返って読みます
白文と訓読文を反対に覚える
漢字だけのものが白文、返り点や送りがなをつけたものが訓読文です
たしかめ方
- 返り点にそって読んだ順番を、指で字をたどりながら もう一度確かめます。
- 書き下し文を声に出して読み、日本語として自然な文になっているか見直します。