中学2年で習う漢字と語彙を扱います。同じ読みでも意味のちがう同音異義語を、文の意味に合わせて正しい漢字で書けるようにします。
だいじな考え方
- 同じ読み方をするのに意味がちがう熟語を同音異義語といいます。「せいみつ」なら「精密」、意味によって正しい漢字が決まります。
- 同音異義語を見分けるには、文の意味を先に考えます。「社会にこうけんする」なら、「こうけん」は「貢献」だと分かります。
- 四字熟語・慣用句・ことわざは、字づら通りではなく、決まった意味を持ちます。「疑心暗鬼」は「うたがい始めると何でもこわく思えること」という意味です。
- 対義語(反対の意味のことば)は、意味を正しくつかんでいるかの確認にもなります。「積極」の対義語は「消極」です。
同音異義語は、読みではなく文の意味から漢字を決める。
やりかた
- 読みだけでは漢字が決まらないことに気づく
- 前後の文の意味を読む
- 意味に合う漢字を選んで書く
- 書いた漢字を入れて文を読み、意味が通るか確かめる
れい
問題: 「場のふんいき」の「ふんいき」を漢字で書きなさい。
- 「ふんいき」という読みから漢字の見当をつける
- その場の空気、様子という意味を考える
- 同じ読みで別の意味の熟語がないか注意する
- 「雰囲気」という漢字を当てる
答え: 雰囲気
つまずきやすいところ
同音異義語を、読みが同じだからと適当に選んでしまう
必ず文の意味を確かめてから、合う漢字を選びます
慣用句を字づら通りの意味で読んでしまう
「油を売る」のように、慣用句は字づらとちがう決まった意味を持ちます
たしかめ方
- 書いた漢字を入れた文を読み直し、意味が正しく通るか たしかめます。
- 迷ったときは、同じ読みの別の熟語を思い出し、文の意味と比べて選び直します。