大河のほとりで栄えた四大文明と、その後のギリシア・ローマの文明について、文明が生まれた理由とともに学びます。
だいじな考え方
- 四大文明(メソポタミア・エジプト・インダス・中国文明)は、いずれも大きな川のほとりで生まれました。川の水を利用した農業で作物を安定して収穫できるようになり、多くの人が同じ場所に住めるようになったからです。
- 農業で余った作物をたくわえられるようになると、それを管理する支配者が現れ、身分の差や国家のしくみが生まれました。文字も、記録を残す必要から発達しました。
- ギリシアでは、都市国家(ポリス)を単位に、市民が話し合って物事を決める民主政治のもとが生まれました。
- ローマは地中海の広い地域を支配する帝国となり、法律や道路などのしくみを整えましたが、4世紀に東西に分裂しました。
文明が大河のほとりで生まれたのは偶然ではなく、農業に適した土地だったから。
やりかた
- その文明が、どの川・地域で生まれたかを確認する
- 農業や気候の条件から、なぜそこで文明が発達したかを考える
- 文字・法律・政治のしくみなど、その文明が残したものを確認する
- 文明どうしのつながりや、後の時代への影響を考える
れい
問題: 四大文明が、いずれも大きな川のほとりで発生した理由を説明しなさい。
- 農業に必要なものを考える(水・土)
- 川の水を利用すると、安定して作物を育てられる
- 人々が定住し、多くの人が集まる社会ができる
答え: 川の水を利用した農業によって食料を安定して得られ、多くの人が定住できたから
つまずきやすいところ
ギリシアとローマを、同じ1つの国だと思いこむ
ギリシアは都市国家(ポリス)の集まり、ローマはそれらを統一した広大な帝国で、規模もしくみもちがう
四大文明の名前と、それぞれの川の組み合わせを取りちがえる
メソポタミアはティグリス川とユーフラテス川、エジプトはナイル川というように、文明と川をセットで覚える
たしかめ方
- 四大文明の名前と、それぞれが発生した川の名前を、地図を見ずにセットで言えるか確かめる。