炭素をふくみ燃えると二酸化炭素を出す有機物、それ以外の無機物、そして金属の性質と密度を扱う単元です。
だいじな考え方
- 炭素をふくみ、燃やすと二酸化炭素と水ができる物質を有機物といいます(砂糖、木、プラスチックなど)。それ以外は無機物です。ただし、炭素をふくんでいても、二酸化炭素や炭酸カルシウムなど一部の物質は無機物にふくめます。
- 金属には、みがくと光る(金属光沢)、電気や熱をよく通す、たたくと広がりのばせる(展性・延性)という共通の性質があります。磁石につくのは、金属の中でも鉄など一部だけです。
- 密度は、物質1cm3あたりの質量で、密度[g/cm3]=質量[g]÷体積[cm3]で求めます。密度は物質ごとに決まった値なので、質量と体積を測れば、その物質が何かを見分ける手がかりになります。
密度は物質固有の値。同じ物質なら、量が変わっても密度は変わらない。
やりかた
- 燃やして二酸化炭素と水ができるかで、有機物と無機物を見分ける
- 金属光沢・電気や熱の伝わりやすさ・たたいたときの変化で、金属かどうかを確かめる
- 質量と体積を測る
- 密度=質量÷体積の式にあてはめて計算する
れい
問題: 体積27cm3、質量54gの金属のかたまりがある。この金属の密度を求めなさい。
- 密度=質量÷体積の式を使う
- 質量54g、体積27cm3をあてはめる
- 54÷27=2
答え: 2g/cm3
つまずきやすいところ
炭素をふくむ物質は、すべて有機物だと思ってしまう
二酸化炭素や炭酸カルシウムのように、炭素をふくんでいても無機物にふくめる物質があります
密度の式で、質量と体積を逆にわってしまう
密度は質量÷体積です。体積÷質量と混同しないよう、単位(g/cm3)から確認します
たしかめ方
- 求めた密度に体積をかけ算し、もとの質量にもどるかを確かめます(2×27=54)。
- 求めた密度を、資料の物質ごとの密度表とくらべ、近い値の物質があるかを確認します。