堆積岩の種類の見分け方と、示相化石・示準化石の意味を学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 堆積岩は、つぶの大きさで分けられます。れき岩(2mm以上)、砂岩(1/16mmから2mm)、泥岩(1/16mm以下)です。ほかに、火山灰が固まった凝灰岩、生物の死がいが固まった石灰岩やチャートがあります。
- 石灰岩とチャートは、うすい塩酸をかけると見分けられます。石灰岩は二酸化炭素のあわを出してとけますが、チャートはとても硬く、塩酸をかけても変化しません。
- ある地層ができた当時の環境を知る手がかりになる化石を示相化石といいます。サンゴの化石が見つかれば、あたたかく浅い海だったと分かります。特定の環境でしか生きられない生物の化石が、これにあたります。
- ある地層ができた時代を知る手がかりになる化石を示準化石といいます。限られた時代に広い地域で栄えた生物の化石(三葉虫は古生代、アンモナイトは中生代など)が、これにあたります。
環境を知るのが示相化石、時代を知るのが示準化石。
やりかた
- つぶの大きさをものさしで測り、堆積岩の種類を判断する
- 塩酸をかけたときの反応で、石灰岩かチャートかを見分ける
- 見つかった化石が、限られた環境の生物か、限られた時代の生物かを考える
- 環境の手がかりなら示相化石、時代の手がかりなら示準化石と判断する
れい
問題: ある地層からサンゴの化石が見つかった。この地層ができた当時、この場所はどのような環境だったと考えられますか。
- サンゴは、あたたかく浅い海でしか生きられない生物
- サンゴの化石が見つかったことから、当時の環境を考える
答え: あたたかく浅い海であったと考えられる
つまずきやすいところ
石灰岩とチャートを、どちらも硬い岩石だから同じように扱ってしまう
うすい塩酸をかけると、石灰岩はあわを出してとけますが、チャートは変化しません
アンモナイトのような化石を、環境を示す示相化石だと思ってしまう
アンモナイトは限られた時代に広く栄えた生物なので、時代を示す示準化石です
たしかめ方
- つぶの大きさをもう一度測り直し、堆積岩の種類の判断が合っているか確かめます。
- 化石になった生物の、生きていた環境の広さと、栄えた時代の長さの両方を調べ、示相化石か示準化石かを確かめます。