力の表し方、重さと質量のちがい、そして力のつり合いを学ぶ単元です。
だいじな考え方
- 力には、作用点・大きさ・向きの3つの要素があり、矢印を使って表します。矢印の始点が作用点、長さが大きさ、矢印の向きが力の向きです。力の大きさの単位はニュートン(N)です。
- ばねを引く力の大きさと、ばねののびは比例します(フックの法則)。力が2倍になれば、のびも2倍になります。
- 「重さ」は物体にはたらく重力の大きさで、単位はニュートンです。「質量」は物体そのものの量で、単位はグラムやキログラムです。質量は場所が変わっても変化しませんが、重さは場所(重力の強さ)によって変わります。たとえば月面では、重力が地球の約6分の1なので、質量は同じでも重さは軽くなります。
- 1つの物体に2つの力がはたらいてつり合うのは、同一直線上にあり、大きさが等しく、向きが反対のときです。
質量は変わらない量。重さは場所によって変わる、力の大きさ。
やりかた
- 力を表すときは、作用点・大きさ・向きの3つを確認する
- ばねの問題は、力とのびの比が一定であることを使って計算する
- 重さと質量の問いは、どちらを聞かれているかをまず確認する
- つり合いの問題では、一直線上・同じ大きさ・反対向きの3条件を確認する
れい
問題: 1Nの力でばねが2cmのびるばねに、6Nの力を加えると、ばねは何cmのびますか。
- 力とのびは比例する
- 1Nで2cmのびるので、力が6倍になれば、のびも6倍になる
- 2×6=12
答え: 12cm
つまずきやすいところ
月面では、物体の質量も軽くなると思ってしまう
月面で軽くなるのは重さです。質量(物体そのものの量)は地球でも月でも変わりません
2つの力がつり合うには、大きさが等しければよいと思ってしまう
大きさが等しいだけでなく、同一直線上にあり、向きが反対である必要もあります
たしかめ方
- 求めたのびを、もとの比(1Nで2cm)にあてはめて計算し直し、6Nで正しく12cmになるか確かめます。
- つり合っている力の矢印を図にかき、一直線上・同じ長さ・反対向きの3つがそろっているか確かめます。