説明的文章では、確かめられる事実と筆者の考えを区別し、段落どうしのつながりから文章の構成をとらえます。
だいじな考え方
- 文章全体で筆者が最も伝えたい考えを要旨といいます。段落の中で、その段落の中心となる文を中心文といいます。
- 接続語には働きがあります。「しかし」「ところが」は前と逆の内容を導く逆接、「だから」「したがって」は前を受けて順当に続く順接です。
- 「つまり」「要するに」は前の内容を言いかえ、「たとえば」は例示を導きます。「これ」「それ」のような指示語が指す内容は、多くの場合その前にあります。
- 説明的文章の組み立てで、「はじめ」には多く話題が書かれます。事実と意見のうち、確かめられるのは事実です。
接続語の働きを見て、段落どうしのつながりをつかむ。
やりかた
- 段落ごとに中心文をさがす
- 接続語に印をつけ、働き(逆接・順接・例示など)を確かめる
- 指示語が出てきたら、その前の内容にもどって指す内容を確かめる
- 事実の部分と、筆者の考え(意見)の部分を見分ける
れい
問題: 「都会は便利だ。しかし、自然とのふれあいは少ない。」の「しかし」の働きを答えなさい。
- 「しかし」の前後の内容を見る
- 前は「便利だ」という良い面
- 後は「自然とのふれあいが少ない」という逆の内容
- 前と逆の内容を導いている
答え: 逆接
つまずきやすいところ
「しかし」と「だから」の働きを反対に覚える
「しかし」は逆接、「だから」は順接です
指示語が指す内容を、指示語より後ろの部分からさがす
指示語が指す内容は、多くの場合その前の部分にあります
たしかめ方
- 指示語に、指していると考えた内容を入れかえて読み、文の意味が通るか たしかめます。
- 見つけた中心文をつなげて、文章全体の要旨と合っているか見直します。